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ブランドロゴ:株式会社ツルハホールディングス

Sustainability

地域・社会

孤独・孤立対策支援

孤独・孤立について

孤独とは「だれとも心がつながっていない」と感じる状態です。
孤立は実際に家族や友人との関わりや助けがほとんどなく、一人きりになっていることを指します。
その背景はさまざまで、孤独を感じる強さも人によって違います。
どちらも人とのつながりが薄いことで起こり、
心と体の不調や勉強・仕事への影響といった痛みを伴うものとされています。

孤独・孤立とアディクション

  • アディクション(嗜癖・依存症)とは、 「よくない」とわかっている特定の物質や行為のことが頭から離れず物質や行為に行動や意思が乗っ取られたような「何かに囚われている」状態になることです。
  • 「依存」は「何かを頼りにすること」ですが、「依存症」はそれが行き過ぎてそれをコントロールする脳の機能が弱まり、「わかっているけど、やめられない」状態です。
  • 本人の意志の強弱や性格が問題なのではなく、誰でもなる可能性があるものです。
  • 適切な方法により、回復することができます。
  • アディクションは、孤独・孤立などの二次的問題であり、「どうしようもなさ」に対するセルフケアの側面を持つとも言われています。(自己治療仮説)

わたしたちの考える、とりくみ

ツルハホールディングスは、「お客様の生活に豊かさと余裕を提供する」という企業理念に基づき、薬物乱用の背後にある「孤独・孤立」や「助けを求められない状況」にも目を向け、「つながり」や「声を届ける場所」への入口をつくり、周知することが、ドラッグストアの新たな価値創出につながるものと考えます。

  • ドラッグストア、調剤薬局としてできることは、「ダメ。ゼッタイ。」の姿勢で拒絶や断罪をすることではなく、乱用による健康被害の回避と支援方法の紹介である、と考えます。
  • 薬物乱用等のアディクションと、そこから発生する問題を「二次的問題」と捉え、その背後にある「大きな問題」について、できることを考えます。
  • これは、わたしたちのもつ機能や能力だけでは実行も継続もできず、パートナーと協力しなければ行えないことであり、地域社会や行政、NPOや取引先様との協力を模索します。

協力団体:特定非営利活動法人あなたのいばしょのサイトはこちら ⇒ https://talkme.jp/

孤独・孤立対策(内閣府)

コロナ禍をきっかけに、「孤独」と「孤立」が大きな社会問題として注目されるようになり、
2024年4月1日、「孤独・孤立対策推進法」が施行されました。
現在では「孤独・孤立」が背景にあるさまざまな悩みや課題について、社会全体で議論が進んでいます。

孤独・孤立対策推進法(内閣府) 
https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhou.html

そのような中「若年層の薬物乱用」の背景にも「孤独・孤立」があるとされており、
重点計画の中に「フードバンク」などと一緒に、「薬物乱用」等への対策が掲げられています。

孤独・孤立対策に関する施策の推進 を図るための重点計画 
(内閣府 孤独・孤立対策推進本部 令和6年6月 11 日) 
https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/jutenkeikaku/pdf/jutenkeikaku.pdf

参考文献・資料ほか

【孤独・孤立について】

【依存症について】

【支援】